大会ルール

競技方法

 素潜りに限る。
 手銛に限る。ただし、土佐銛は使用不可とする。手銛の全長、銛先の形状、シャフトの材質などは一切問わず、当然それらが突果比較に反映されることはない。

 サメ対策および潮流に流された時の対策として、フロートは必須とする。フロートが絡まった時および水中拘束の対策として、ダイビングナイフは必須とする。伊豆諸島は溶岩の固まった岩場が多く、素肌あるいは薄い素材の服を着ただけでは危険なため、ウェットスーツの着用を必須とする。ウェットスーツの厚さについては自由とする。また、潮流対策としてカレントフックは使用可、回遊魚を寄せるためのフラッシャーは使用不可とする。

 1ステージ制の一本勝負とする。競技時間は2時間~3時間とするが、天候、海況に応じて協会が安全面から変更することがある。
 競技時間終了までにエキジットしなかった者は失格となる。そのため、競技者は必ずダイビングウォッチなどの水中で使用できる腕時計を用意すること。主催者側では用意しない。なお、エキジットとは「競技者が獲物を持ってポイント責任者(後述;セキュリティを参照)の前に立ち、競技終了を告げる」ことを指す。単に海から上がるだけではないことに注意すること。

 複数箇所からのエントリーとなる。ポイント数は前日から当日の海況などから、当日に主催者側が判断する。原則として、他の競技者たちはくじ引きをして潜るポイントを決める。ただし、荒天時には主催者判断によりくじ引きを行わないこともある。

 時間内であれば何回エントリー&エキジットを繰り返しても良いこととする。
 エントリーからエキジットまで、その移動手段は自力に限る。仮に流された場合でも徒歩で帰ってくることとし、時間内に戻れなかった場合は失格となる。競技時間中はボート、カヤック、車など、いかなる移動手段の使用を禁止する。

 エントリー前およびエキジット後は、主催者およびポイント責任者の指示に従うこと。
  対象魚種を定め、それ以外の魚を捕ってきてもポイントにはならない。また、魚種ごとに最低サイズが決められており、それ以下の魚を捕ってきてもポイントにはならない。詳細は別項「対象魚種リスト」と「非対象魚種リスト」を参照のこと。リストに載っていない珍しい魚を捕ってきた場合、主催者を中心に審議し、その場で取り扱いとポイントを決定することがある。

 漁獲は対象魚種・非対象魚種にかかわらず、すべて提出することとし、すべての全長と重量を計測する。ただし、全体の漁獲量が多く、計測に時間がかかりすぎることが憂慮された場合は、各魚種最低サイズ以上のもののみを計測することがある。漁獲には「対象魚種リスト中の“魚種係数”」から換算したポイント数が与えられる。各人、上位2匹の合計ポイント数で順位を決定する。ポイントに関しては最有力視されるのは【種】と【全長】で、同ポイント数で複数人が並んだ場合は【重量】で順位を決める。

 全長と重量の計測は、参加者立会いの下、主催者が行う。それ以外の、競技者のみや第三者が計測したものについては認めないこととする。

 撒き餌は認めないこととする。
 他人が突いた魚をもらって自分の突果としてはいけない。
 a氏が突き損じて弱った魚をb氏が突いて捕った場合、b氏の突果となる。a氏が突き損じたことや、それによって魚が弱っていたことは突果比較に影響しない。

マナー

 大人としての一般常識を持って行動すること。他人の潜りを意図的に邪魔したり、ゴミを海岸に捨てたりといった、モラルに反する行動はしないこと。

 最低サイズ以下の魚を捕った場合、ペナルティは科しないが、マナーとして捕らないように努めること。
 大会参加者および同伴者は、入島する際に水中銃の持ち込みは厳禁とする。もし銃の持ち込みが発覚した場合は即座に失格とする。ただし、大会優勝者への賞品として主催者側が用意する銃はこれに適当しないこととする。また、賞品として銃を受け取った者が島滞在中にこの銃を使用することは認めない。使用が発覚した場合、本大会での成績はすべて無効とし、賞品を剥奪し、本大会からは永久追放とする。

 大会期間中、貝類と海老類を採った者は即座に失格とする。また、大会前日に入島して潜ったり、あるいは大会終了後も島に残って潜る場合も、貝類と海老類を採ったことが発覚した場合は即座に失格とし、本大会での成績はすべて無効とし、本大会からは永久追放とする。

セキュリティ

 各ポイントにはポイント責任者が一人つく。ポイント責任者は競技時間中、旗と笛を所持し、陸で待機する。何か異変があった場合は直ちに本部に連絡を入れる。緊急時には、笛を鳴らして競技者を呼び集めることもできることとする。また、競技時間中に陸で待機することで、服や荷物などの盗難防止の意味もある。

 競技時間終了後15分経っても戻らない競技者がいた場合、ポイント責任者は直ちにその旨を大会本部に連絡する。本部では連絡を受け次第、他の競技者に協力してもらっての水面からの探索、あるいは漁船を出しての水面からの探索など、状況に応じて適切な判断を行い、指示を出す。ポイント責任者および全競技者は、本部からの指示に従うこととする。

その他

 大会期間中の事故および漁業関係者とのトラブルについては参加者個人の責任とし、主催者側には一切の責任を問わないこととする。ただし、もちろん主催者側としてできる限りの対処はするつもりである。

 荒天が予想されてフェリーの欠航の恐れがある場合、大会は中止となる。その場合、大会二日前までに主催者から参加者へ、電話あるいはメールを通じて通知する。

 大会開始後、天候の急変により大会を中止することもある。主催者側の決定に従うこと。
 大会開始後、事故があった場合には大会を中止する。
 大会中止の場合、中止決定が開催前と開催後にかかわらず交通費は各自負担とし、主催者側に求めることは認めない。
 大会中止の場合、中止決定が開催前と開催後にかかわらず、参加費は全額返金されない場合がある。